砂漠の城塞都市ジャイサルメール

砂漠にて突如として現れるジャイサルメール。シルクロードの中継地点でもある交易都市であり、オアシス都市でもあった。そして城でもあるのだ。今ではインドでも有名な観光地として栄えている。屋上にあるレストランから撮った写真であるが、そこら中にスポットライトが点在しているため夜でも美しい城を眺めることができる。このジャイサルメール、世界遺産なのだが、いまでも居住ができるという珍しい遺産なのである。まあ実際に居住できる世界遺産は多いのだが、このジャイサルメールはちょっとちがう。住民があまりにも自由なのである。商売はもちろんのこと、ホテルまで城を活用している。考えてみてほしい。誰もノインシュタイン城の壁を開けてシャワーホースを通したりはしないだろう。なぜだか彼らはそうしているが、少しくらいならという感じなのだろうか。暑い国なので四の五の言ってはいられないのかもしれない。城内のレストランで、かつてのキャラバン隊が見た景色もこうだったのではと考えながらコーヒーを飲んでいた。ご飯はまだだろうか。インディアンタイムというやつかもしれない。

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