ベトナムは現在残っている数少ない社会主義国の一つである。他には中華人民共和国、キューバ、朝鮮民主主義人民共和国、ラオスだけである。5か国中4つがアジアのをみると、もしかしたら普段からアジア人は社会主義的な思想があっているのだろうか。アジアは個より集団性を重んじる傾向にあるためだろうか。大国の冷戦の遺産である感じは否めないが、このベトナムは他国から介入に苦しんできた過去がある。かつてはインドシナとしてフランスの植民地だったことがある。また、第2次世界大戦中には日本軍に支配されていた。インドシナ、インドとシナ(支那:中国の別称)の真ん中ゆえにつけられた名前であるのは違いないはずだ。元フランス統治下であったためかパンがそれなりにおいしい。そこらじゅうの屋台でバインミーと呼ばれるサンドイッチを売っている。以外にもパンは柔らかく、パンかすがこぼれるようなことはない。食感としてはもちっとしている。実に美味である。ベトナムにはフォーしかないといわれたが、本当にフォーしかない。どこもかしこも皆フォーを食べている。彼らにとってフォーは主食、おかず、スープ全てを兼ね備えたものでもあるのだ。フォーしかないがどこで食べてもおいしかったのがよかった。パクチーだけはどうも好きになれないが。
コメント